防犯カメラに腹部押さえた“被害者” 女性3人刺傷…殺人未遂の疑いで飲食店店長の男を逮捕 熊本市

熊本県熊本市の飲食店で、女性3人が包丁で刺され搬送されました。警察は殺人未遂の疑いで飲食店店長の男を逮捕しました。現場の近くに設置された防犯カメラには、被害者とみられる女性の姿が映っていました。

事件発生直後の防犯カメラの映像には、腹部を押さえながら歩いている女性の姿が映っていました。手は真っ赤に染まっていて、包丁を持っていました。近くにいた配達員が、女性に駆けより心配している様子も映っていました。
女性はこの直前、男に刺されていたとみられます。
近くの飲食店店長
「『助けてー』って助けを求めてきていた。手に包丁を持っていて刺されたと、かなり動揺している感じ」
繁華街は、朝から騒然となりました。

22日午前9時10分頃、「包丁を持って助けを求めている人がいる」と通報がありました。現場は、熊本市中心部の繁華街、熊本市役所のすぐ裏手です。ビルの地下1階にある飲食店で、事件は起きました。通報を受けた消防が駆けつけた際、女性3人がけがをしていました。
警察によると、店のアルバイトの3人の女性が包丁で刺されたといいます。3人とも意識はあるものの、重傷だということです。(21歳1人、10代後半2人)
事件発生直後、別の防犯カメラには、先ほどの女性が現場のビルから走って出てくる様子が映っていました。
目撃者
「地下から出てきたところは血まみれだった。そこから点々と血がずっと。宅配便のお兄さんが包丁は取り上げて。(包丁は)20センチくらい。血まみれだった」
逃げ出した女性はその後、近くの油そば店で保護されることに。
女性を保護 油そば店店長
「気が動転していたみたいなので、とりあえず中に入ってもらって。一番奥に座って警察と救急車が来るのを待っていた」
その後、女性は病院に搬送されました。

警察は、事件が起きた飲食店の店長、奈良公明容疑者(29)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕。近くのビルに逃走していたということです。
調べに対し、「3人とも包丁で刺した。仕事上のトラブルがあった」と容疑を認めていて、警察は事件の詳しい経緯や動機などを捜査しています。