愛媛県スポーツ振興事業団は22日、横領と部下へのパワーハラスメント行為があったとして、係長級の40歳代男性職員を懲戒免職としたと発表した。処分は21日付。
発表によると、男性職員は松山市の県総合運動公園陸上競技場の事務やフィールド管理を担当。2023年3月に同競技場で開催されたラグビーの試合で、本来なら事業団として請け負うはずのコートのライン引き・消し業務を個人で請け負い、試合の主催者に計11万円を個人名義の銀行口座に入金させ、着服した。
また、22年度に事務室でバットの素振りをしながら、「ケツバットするからケツ出せ」と部下を脅し、23年3月には、同じ部下の首を絞め、「殺すぞ」と暴言を浴びせた。ほかの部下にも常習的に「殴るぞ」などと言っていたという。
部下が昨年4月、別の上司に相談して発覚。部下は同年12月、適応障害と診断された。
男性職員は11万円を返還。「(ライン引きは)兼業として認められると勘違いしていた。行き過ぎた指導があった」などと話しているという。