嘉風、大分・佐伯市と補償を協議 市誘致合宿で事故、負傷が引退原因に

大相撲秋場所で現役引退した元関脇・嘉風の中村親方について、大分県佐伯市の田中利明市長は1日、市内の藤河内渓谷で沢下り中の事故で膝を負傷したことが引退につながったとしたうえで、補償について市と中村親方双方の弁護士が協議していることを明らかにした。定例記者会見で報道陣の質問に答えた。
市によると、中村親方は6月18~23日の日程で、部屋の後輩力士と8人で佐伯合宿を実施。同20日午後に沢下りをし、川に飛び込んだ際に膝を打って負傷。ドクターヘリで市内の病院に搬送された。同渓谷で沢下りは過去7年間に7000人以上が体験しているが、事故は初めてという。
田中市長は「市が誘致した合宿中の重大事故で申し訳ない」と語った。【衛藤親】