大阪府吹田市の交番で6月、警察官が刺されて拳銃を奪われた事件で、強盗殺人未遂の疑いで逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)について、大阪地検は3日、精神鑑定をする鑑定留置が12月2日まで延長されると明らかにした。今月7日までの予定だったが、大阪地裁が延長を認めた。
延長の決定は9月27日付。飯森容疑者には精神疾患があり、刑事責任能力の有無などを調べるため7月2日から鑑定留置をしていた。地検は延長の理由を「引き続き、当時の精神状態を調べるため」としている。
飯森容疑者は6月16日早朝、府警吹田署千里山交番の駐車場で、古瀬(こせ)鈴之佑(すずのすけ)巡査(27)を包丁で刺して重傷を負わせ、実弾5発の入った拳銃を奪った疑いで、翌日に逮捕された。
飯森容疑者は逮捕当初、「私がやったことではない。病気がひどくなったせいだ」と容疑を否認。その後は事件について黙秘していた。【松本紫帆、山本康介】