札幌の窒息死76歳、両手足緊縛 クローゼット内から発見

札幌市北区の住宅で住人の会社経営阿部芳彦さん(76)が殺害された事件で、遺体は両手足を縛られた状態で、住宅2階のクローゼットの中から見つかったことが4日、捜査関係者への取材で分かった。
1階玄関が施錠されていたことも判明。札幌・北署捜査本部は、何者かが発覚を遅らせようとした可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、遺体は首の圧迫の他に大きな外傷はなく、着衣の乱れも目立たなかった。首を絞められ殺害された可能性がある。
顔には眉の近くに傷があったが、形状から、倒れて床などにぶつけた際にできたとみられ、床には小さな血痕があった。