母親証言「しつけに歯止めが…」女児虐待死

5歳だった船戸結愛ちゃんが虐待を受けた末、死亡した事件の父親の裁判に母親が出廷し、「父親はしつけに歯止めがかからなくなったと思う」などと証言した。
保護責任者遺棄致死などの罪に問われている船戸雄大被告の裁判で、3日は元妻で結愛ちゃんの母親の優里被告の証人尋問が行われた。雄大被告と優里被告の間は、お互いの姿が見えないように板で仕切られていたが、優里被告は入廷し、証言台に座ると「こわいこわい」と震え、床にうずくまった。雄大被告もハンカチで口を押さえ、かがみ込んで泣いていた。