千葉県市川市の民家で住人の会社員女性(50)が暴行されて連れ去られた事件を巡り、強盗致傷などの疑いで逮捕された久保田陸斗容疑者(21)が、同県船橋市の住宅で9日に判明した強盗致傷事件でも、現場近くの防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材でわかった。
久保田容疑者は横浜市青葉区の強盗殺人事件が起きる直前、同区内の防犯カメラにも映っていた。千葉県警などは、少なくとも3事件に関わった可能性があるとみて調べる。
船橋市の事件現場に近いカメラには、市川市の事件で監禁容疑で逮捕された藤井柊(しゅう)容疑者(26)も一緒に映っていたという。
船橋市の事件では、夫婦宅に2人組の男が押し入り、80歳代の夫と70歳代の妻を殴るなどし、現金約900万円を奪って逃走。妻があばら骨を折るなどの重傷で、夫は顔を打撲する軽傷を負った。