市原市のホテルで強盗殺人 従業員の遺体見つかる

11月1日朝、千葉県市原市のホテルで手首を縛られた50代の女性従業員の遺体が見つかりました。 千葉県警は、強盗殺人事件と断定して捜査しています。
記者リポート 「午後4時過ぎの事件があった現場です。現在も規制線が張られ、捜査員が出入りしている様子が確認できます。また、ホテルの入り口にはブルーシートがかかっているのが確認できます」
県警によりますと、1日午前7時半ごろ、市原市中高根のホテルで「50代の女性従業員が倒れている。手首を縛られ、顔面が腫れ、意識呼吸もない」と、出勤してきた店長の女性から通報がありました。
警察官らが駆け付けると、市原市馬立に住むホテル従業員 佐伯仁美さん(56)が、フロントの従業員スペースで倒れていて、その場で死亡が確認されました。
佐伯さんは手首を縛られた上で刃物のようなもので首を切りつけられていて、店長が出勤するまでは、ひとりで夜勤をしていたとみられます。
また、ホテルの部屋の中の精算機が破損していたということで、県警は強盗殺人事件と断定して市原警察署に100人体制の捜査本部を設置しました。
捜査本部では館内や周辺の防犯カメラの解析を進めています。
現場は、JR姉ケ崎駅から南東に約8キロ離れた住宅や畑が点在する地域です。
近隣の人は― 「田舎だから、ホテルも奥まったところだから、地元の人は知ってるけど、よそから来る人はあまり知らない」
「近くだから怖くなって、家の鍵は閉めようと思いましたね。結構開けてたりしていたので、最近強盗とかも多いので鍵は閉めようと思いましたね」