今日10日(金)の日本付近は冬型の気圧配置で上空には非常に強い寒気が流れ込んでいます。東海エリアにも発達した雨雲が流れ込み、名古屋では約2年ぶりに積雪を観測しました。
断続的な雪で積雪急増も
日本海から流れ込んだ活発な雪雲が若狭湾を経由して東海エリアに到達し、岐阜県や愛知県では早朝から断続的に雪が降っています。
名古屋のアメダスでは午前8時に1cmの積雪を観測しました。名古屋で積雪が観測されるのは2022年12月24日以来、約2年ぶりです。
一方、岐阜のアメダスでは午前5時に1cmの積雪を観測してから急増。午前8時時点で積雪10cmを観測しています。
雪が降り止んでも路面状態に注意
愛知県内への雪雲の流れ込みはこの後、だんだんと減少する予想です。
ただ、岐阜県関ケ原周辺では昼過ぎまで断続的に雪が降り、積雪がさらに増すおそれがあります。
雪の残る路面では融雪によるぬかるみや凍結に注意が必要です。車の運転は冬タイヤを装着するようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)