前参院議員の蓮舫氏が2025年1月13日、女性とのトラブルを事実と認めたタレントで俳優の中居正広さんについてXで言及した。
津田大介氏、フジテレビが「『社として』関わっていたかが今後は焦点に」
中居さんをめぐっては、トラブルが24年末に女性セブンや週刊文春で報じられ、25年に入っても続報が相次ぐと、テレビなどのレギュラー番組が次々に差し替えや放送休止になった。
中居さんは9日、公式サイトでお知らせを出し、トラブルを事実と認めた。
週刊文春は11日、「中居正広が松本人志『恐怖のスイートルーム』飲み会に参加していた! 部屋にはスピードワゴン小沢の姿も…《中居9000万円女性トラブルに『まつもtoなかい』の新展開》」とのタイトルで続報を伝えた。
訴訟にまで発展し、後に和解した松本さんの性的スキャンダル報道に関連し、飲み会に中居さんも参加していたとするものだ。
ジャーナリストの津田大介氏は文春の投稿を引用し、「次週の週刊文春でも続報があると予告」と反応。
一連の問題について「実は最初からこの問題の本質は、中居正広さんがどうなるか(松本人志さんと同じで本人がやる気でもスポンサーが付かない)以上にフジテレビのガバナンスであって、この問題の揉み消しにどこまで『社として』関わっていたかが今後は焦点になっていくでしょう」と持論をつづった。
局員関与なら「コンプライアンスの見直しなしに放送は続けられないのでは」
蓮舫氏は津田氏の投稿を引用する形で「報道を目にするたびに嫌な気持ちになります」とし、思いをつづった。
「テレビで夢や笑いを届けてくれる芸能人の裏の顔に。お金を払えば、示談さえ済めば『無かったこと』にできるという感覚に。そこに民放テレビ局の社員が関与していたとすれば、徹底した意識改革、コンプライアンスの見直しなしに放送は続けられないのでは」とメディアの責任についても触れている。
報道を目にするたびに嫌な気持ちになります。 テレビで夢や笑いを届けてくれる芸能人の裏の顔に。お金を払えば、示談さえ済めば「無かったこと」にできるという感覚に。 そこに民放テレビ局の社員が関与していたとすれば、徹底した意識改革、コンプライアンスの見直しなしに放送は続けられないのでは。 https://t.co/WwTg5bflXi