愛知県岡崎市の市立大樹寺保育園で20日、給食に電池が混入していたと市が発表しました。 岡崎市によりますと、大樹寺保育園で20日午前11時15分ごろ、給食の味噌汁の鍋にボタン型の電池が入っているのを職員が見つけました。 ボタン型の電池は直径2センチ、厚さ1.6ミリのリチウム電池で、味噌汁を調理中、温度を測るための温度計の電池を交換するために持ち込んだものが鍋に落ちたとみられています。 職員が鍋に残った味噌汁を処分する際に電池が沈んでいることに気付き、その後、電池の製造メーカーなどに確認したところ、液漏れなどの可能性は低いということです。 園児と職員合わせて162人が味噌汁を食べましたが健康被害は報告されておらず、市は「職員に異物混入防止の指導を徹底する」としています。