SNS型ロマンス詐欺、医師が8259万円だまし取られる…暗号資産投資に誘われ9回送金

栃木県警宇都宮東署は22日、宇都宮市内の60歳代の男性医師がSNS型ロマンス詐欺で約8259万円をだまし取られたと発表した。
発表によると、2023年11月、男性のフェイスブックのアカウントに女性をかたる人物から「友達になってください」とのダイレクトメッセージが届き、やりとりを始めると、数日後には暗号資産の投資に誘われた。
その後、指示されてダウンロードした暗号資産アプリを通じて、24年2月までに9回にわたって指定されたアドレスに計8259万3800円相当の暗号資産を送金して、だまし取られた。
男性の銀行口座には当初、「もうけが出た」として約9万円が振り込まれており、相手を信用するようになったという。