「第75回さっぽろ雪まつり」が4日、札幌市中央区の大通公園など市内3会場で開幕した。初日から多くの観光客が訪れ、秋元克広市長は開会式で「記録的な雪不足のなか、無事に開幕を迎えた。各会場へ足を運び、多くの思い出を作ってほしい」とあいさつした。
メイン会場となる大通公園には、アニメキャラクターや国重要文化財「道庁赤れんが庁舎」をテーマにした5基の大雪像がお目見えした。パリ五輪陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手をモチーフにした市民雪像もあり、観光客が写真を撮っていた。
まつりは11日まで。大通会場には大雪像5基、中小の雪像124基が展示される。すすきの会場では、60基の氷像が並ぶ。