新潟県魚沼市で空き家の雪下ろしなどを行っていた73歳の男性が屋根から転落しました。意識不明の重体で病院に運ばれ、死亡が確認されました。外傷はなく、病死とみられています。
警察によりますと魚沼市須原で9日午前9時すぎ、「人が雪に埋まっている」と通報がありました。空き家の雪下ろしや除雪を近くの住民3人で行っていたところ、73歳の男性が空き家の近くであおむけに倒れているのを別の住民が発見。男性は意識不明の重体で病院に運ばれましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。 男性は屋根の上にのぼり、屋根の雪下ろし作業をしていましたが、別の住民が男性の姿が見えないことから辺りを捜したところ、あおむけに倒れている男性と落下したとみられるスノーダンプを発見したということです。男性が作業をしていたのは平屋建ての空き家で、男性が落ちた場所には雪がありました。警察は外傷がないことなどから病死とみています。 魚沼市須原は豪雪地帯として知られる守門地域に位置していて、新潟地方気象台によりますと、魚沼市守門では9日午前11時現在で3メートル15センチの積雪を観測しています。 警察が事故の原因を詳しく調べています。