再び鹿児島県警に激震 捜査第二課長(28)を不同意性交疑いで書類送検

再び鹿児島県警に激震です。刑事部捜査第二課長の男性警視が不同意性交の疑いで、14日、書類送検されました。県警はこの警視を警務部付けに更迭しました。
書類送検されたのは鹿児島県警・刑事部捜査第二課長の安部裕行警視(28)です。
県警によりますと、先月12日、安部警視の知人女性から警察庁に「去年11月、不同意性交の被害を受けた」と相談がありました。その後、県警が捜査し14日、不同意性交の疑いで鹿児島地検に書類送検しました。
県警は14日、安部警視を警務部付けとする人事異動を発表し更迭しました。
安部警視の書類送検を受けて、県警の西畑知明警務部長は「県警に対する信頼を損なうものであり、県民の皆さまに深くお詫び申し上げる。慎重に捜査を尽くす」とコメントしています。
安部警視は、早稲田大学卒業後、2018年に警察庁に入庁し、県警におととし8月に赴任したいわゆるキャリア警察官です。
県警は、安部警視と女性の間で供述の食い違う部分もあり、地検と慎重に捜査をすすめていくとしています。
安部警視が容疑を認めているかどうかについて県警は「女性のプライバシー保護のため明らかにできない」としています。