「えん罪で苦しむ仲間思うと諦めたらあかん」再審無罪で賠償を求める元看護助手 警察に“恋愛感情を利用された”と主張

裁判のやり直しで無罪が確定し、国などに賠償を求めている元看護助手。警察に恋愛感情を利用されたと主張しました。
滋賀県東近江市の「湖東記念病院」の看護助手だった西山美香さん(45)は、2003年に入院患者を殺害したとして懲役12年の刑で服役しましたが、捜査段階の自白を警察官が誘導した疑いが浮上し、再審=やり直しの裁判で2020年に無罪が確定。西山さんは、違法な捜査で長期間拘束され、苦痛を受けたなどとして、国と県に対し、約5500万円の損害賠償を求めています。
2月20日の裁判で西山さん側は、取り調べを担当した警察官に抱いた西山さんの恋愛感情を利用し、患者を殺害したなどという自白を警察が誘導したと主張。また、検察側にとって不利な内容の供述書を証拠として送致しなかったなどと述べました。一方、国と県側は訴えを退けるよう求め、結審しました。裁判のあとに行われた会見で西山さんは…
西山美香さん(45)「良い判決をもらえることを願っています。えん罪で苦しんでいる仲間を思うとやっぱり諦めたらあかんなと」
判決は7月17日に言い渡される予定です。