万博会場のシンボル、大屋根リングが完成しました。
大屋根リングは高さ約20メートル、全周約2キロで、世界最大級の木造建築物です。
おととし6月に木造部分の組み立てが始まった工事は、当初の予定通り進み、28日万博協会に引き渡されました。リングの下は雨風や日差しを遮る移動空間となり、屋上からは会場全体が見渡せるということです。
また、パビリオン「三菱未来館」が竣工し、報道陣に公開されました。「いのちの始まり、いのちの未来」をテーマに、深海から火星まで約7500万キロを旅するアニメーションを幅11メートル、高さ9メートルのスクリーンで楽しめるということです。
小美野一・館長は「100点満点の映像だ」「多くの皆さんに来て感想を語っていただきたい」としています。