乗用車で妻の遺体を岡山県周辺まで運び遺棄したとして逮捕されていた夫（35）。大阪府警は3月3日、殺人の疑いで再逮捕しました。
殺人の疑いで再逮捕されたのは、大阪市中央区の無職・黒木佳史容疑者（35）です。
警察によりますと黒木容疑者は去年5月、大阪市中央区の自宅で、妻のいずみさん（当時52）を何らかの方法で殺害した疑いが持たれています。
黒木容疑者は去年6月上旬、いずみさんの遺体を自宅から運び出し、車で岡山県かその周辺まで運んで遺棄したとして、死体遺棄の疑いですでに逮捕されていました。
取り調べに対し黒木容疑者は、黙秘しているということです。
捜査関係者によりますと、黒木容疑者の自宅近くの防犯カメラに、黒木容疑者と共犯者とみられる男が、いずみさんの遺体が入っていたとみられる大きな袋を、車に積み込む様子が映っていたということです。
また、その共犯者とみられる男は、去年6月に自殺。この男性は複数の人に「遺体はダムに捨てた」などと話していたということです。
いずみさんの遺体は現在も見つかっていません。