31日あさ、旭川市と深川市にまたがる道央自動車道のトンネル内で観光バスが絡む事故があり、23人がけがをして病院に運ばれました。凍結路面でスリップした可能性があるということです。
フロント部分が大破した観光バス。
トンネル内の2車線をふさぐように横たわっています。31日午前9時半すぎ、旭川市と深川市にまたがる道央自動車道の常磐トンネルの下り線で観光バスとワゴン車が衝突しました。消防などによりますと、この事故でワゴン車を運転していた男性が右腕を折る大けがをしたほか、観光バスの乗客乗員22人がけがをして病院に運ばれました。いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
現場は片側2車線のトンネル内で、当時路面は凍結していました。警察は、いずれかの車がスリップした可能性があるとみて詳しく調べています。
この事故の影響で、現場周辺の道央道は上下線ともにおよそ5時間にわたって通行止めとなりました。