石破茂首相(68)が5日、読売テレビ「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」(土曜前11・55)の生放送にリモート出演。大阪・関西万博(4月13日開幕)の入場チケットの売れ行きが“低迷”していることに言及した。
当初、前売りチケットの販売目標は1400万枚。現在、修学旅行や旅行会社が募集する団体旅行を含め、約1070万枚の売れ行きが見込まれている。
今後どうチケットを売っていくのか問われた石破首相は「なかなか売るの大変でしたよね」と率直に回答。「70年万博の時は山ほど人が来た。あんな大混雑があったら大変だっていうので、混雑しないように日にちとか時間とか指定して売ってたんですよ」と説明した。
万博IDの登録など、高齢者にはあまりにハードルが高いスマホ操作による前売りチケットについても「コンビニのタッチパネルで売ってるようになってて、私も含めて高齢者の方が買いにくいなあと」と述べた。
当日券について「混雑緩和のために売らなかった」と弁明しつつ、「これはいかんわと。もちろん混雑して事故が起こっちゃいかんけど、やっぱりお祭りなんだからみんながわっと来てくれるのが大事だよねと」と当日券導入にかじを切ったと語り、「あと8日間頑張れ」とアピールしていた。