JR東海道線の運転士が居眠り、川崎駅でオーバーラン…550人が乗降できず次の駅へ

9日午後9時50分頃、川崎市のJR川崎駅で、東海道線の国府津発前橋行き普通電車(15両編成)が、本来の停止位置を約30メートル過ぎて停止した。
JR東日本横浜支社によると、40歳代の運転士が一時的に居眠りし、川崎駅進入時に気付いて非常ブレーキをかけたという。約780人の乗客にけがはなかった。電車は踏切の誤作動を防ぐため川崎駅には戻らず次の品川駅に向かい、約550人が乗降できなかった。
運転士は「大船駅発車後、断続的に眠気を感じていた」と話していたという。同支社は「お客さまにご迷惑をおかけしたことを深くおわびする。同種事象を繰り返さないよう、指導を徹底する」としている。