駅の改札口でぶつかった小学生の女児の腹部を蹴ったとして、京都府警宇治署は15日、暴行容疑で京都市伏見区桃山最上町の無職、中舍(なかや)一美容疑者(60)を逮捕した。「全く記憶にない。私がするはずがないと思う」などと供述し、容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年12月14日午前11時20分ごろ、京都府宇治市の駅の改札口で、ぶつかった当時小学6年生の女児(12)の腹部を2回蹴る暴行を加えたとしている。
同署によると、女児にけがはなかった。女児は当時習い事の帰り道で、1人で駅を利用していた。列車情報を見るために前をよく見ておらず、容疑者にぶつかったとみられる。
事件翌日に女児は両親と交番に被害を申告し、付近の防犯カメラなどの捜査から容疑者の関与が浮上した。