横須賀の酒気帯び運転による多重事故、同乗していた男性が出頭「パニックになり立ち去った」

神奈川県横須賀市の京急線横須賀中央駅近くの中央大通りで5日午前、乗用車が路線バスなどに次々と衝突し、計9台が絡んだ事故で、乗用車に同乗していて事故後現場からいなくなっていた横浜市内の20歳代の男性が、同市内の警察署に出頭したことがわかった。
事故では8人が軽傷を負い、横須賀署が乗用車を運転していた大阪市浪速区日本橋、自称会社員野中雅仁容疑者(31)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。
横須賀署によると、男性は5日午後10時5分頃、横浜市内の署に出頭したという。「事故が起き、パニックになり、立ち去った」などと話している。横須賀署は飲酒運転を知っていながら同乗した可能性もあるとみて任意で捜査を続ける。