能登半島地震からの復興状況を視察するため石川県を訪問中の天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは18日午後、七尾市の仮設住宅「万行第2団地」の集会所で健康維持の体操をする被災者と交流された。
集会所は、地震で仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者の交流やコミュニティー意識の形成、精神的なストレスや不安を解消する活動の場として活用されている。
愛子さまは集会所で、仮設住宅の入居者が椅子に座った状態で手足を動かす体操に励む様子を見学した。
18日は七尾市の和倉温泉お祭り会館で、温泉街の復興を目指す団体の代表者やボランティア活動に取り組む大学生とも懇談する。【高島博之】