【速報】あいりん総合センター解体へ 工事契約結ぶ議案が大阪市議会で可決 工事が本格化

「労働者の街」の象徴だった西成区にある「あいりん総合センター」について、解体撤去工事をめぐり、市が業者と工事契約を結ぶ議案が全会一致で可決されました。これで、市が解体工事に乗り出します。
1970年に建てられたあいりん総合センターは2019年に耐震性の問題を理由に建て替えることになりましたが、これに反対する労働者らと警察・行政側で法廷闘争に発展。
労働者らに立ち退きを命じる判決が確定し、去年12月には、大阪地裁が強制執行に踏み切りました。
市は今後、工事業者と解体に関する契約を正式に結び現地調査などを経て工事に着手するということです。
解体工事は2027年3月末めどに終える見込みだということです。