バラエティー番組の共演者のセクハラ発言で精神的苦痛、フリーアナ女性が「あいテレビ」提訴

テレビ番組で共演者のセクハラ発言により精神的苦痛を受けたなどとして、フリーアナウンサーの女性が6日、番組を制作・放送した「あいテレビ」(松山市)に慰謝料など約4100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
訴状では、女性は2016年4月以降、同社のバラエティー番組に司会進行役として出演。収録中に男性共演者から性的発言を受けることが常態化していたが、同社が是正措置を取らず、安全配慮義務に違反したなどとしている。番組は既に終了した。
女性は精神疾患を発症して現在も通院中といい、「見せ物のように性的な辱めをうける恐怖は、今でも決して忘れることができない」などとコメントした。
取材に対して同社は「現時点で訴状が届いていないため、コメントできない」としている。