参院選 和歌山選挙区で維新・立憲が「候補一本化」1人区での勝利めざし各党に「予備選」を呼びかけるも…

今夏の参議院選挙をめぐり、立憲民主党と日本維新の会は、和歌山選挙区の候補者を一本化することになりました。
今夏の参院選をめぐり、日本維新の会の岩谷良平幹事長は6日午後の記者会見で、世論調査などを踏まえた結果、▽日本維新の会が岐阜選挙区、▽立憲民主党が和歌山選挙区で、それぞれ候補擁立を取りやめ、候補者一本化が成立したことを明らかにしました。
参院選を前に日本維新の会は、与党の過半数割れを目指すには、32ある1人区(改選数1の選挙区)で野党候補を一本化する必要があるとして、「予備選挙」の実施を野党各党に呼びかけていました。
ただ、選挙区の情勢や各党の思惑もあり、予備選挙へ参加する意思を示したのは立憲民主党だけで、2党の候補が競合していた和歌山と岐阜の選挙区のみで一本化が成立しました。
維新の岩谷幹事長は「『予備選』というオープンな試みで、選挙の歴史的な一歩を踏み出した」と話しています。