石破首相、「国益犠牲にしてまで急がず」=日米関税交渉巡り

石破茂首相は7日、米政権の高関税措置を巡る5回目の閣僚交渉について「完全に一致するところまでいっていないが、相当詰めた濃密な議論が国益を懸けて行われている」と述べた。今月中旬の先進7カ国首脳会議(G7サミット)にも触れ、「トランプ大統領と会うまでに一定の前進があればよし。なければ、国益を犠牲にしてまで急ぐつもりはない」と強調した。視察先の前橋市で記者団の質問に答えた。 [時事通信社]