姉を殺害し通帳などを奪ったホームレスの妹(53) ”無期懲役”確定へ 最高裁が上告を棄却

福岡県水巻町で2023年、姉を殺害して通帳を奪ったなどとして強盗殺人などの罪に問われた女の裁判で、最高裁は被告側の上告を棄却する決定をしました。
無期懲役の判決が確定することになります。
住居不定・無職の辻和美被告(53)は2023年、知人の岡村恵美被告(48)と共謀し、福岡県水巻町に住む姉の辻つぐみさん(当時52)の首を圧迫して殺害し、通帳や印鑑を奪ったとして強盗殺人などの罪に問われていました。
1審の福岡地裁小倉支部はつぐみさんの殺害などを認定し和美被告に検察の求刑通り無期懲役の判決を言い渡し、2審の福岡高裁はこの判決を支持。
和美被告はこれを不服として最高裁に上告していました。最高裁は、6月19日付で、上告を棄却する決定をしていて、和美被告の無期懲役の判決が確定することになります。