逮捕の男「職場で嫌がらせ受けていた」一方的に恨み募らせたか 池袋「サンシャインシティ」男性殺害疑い

東京・池袋の「サンシャインシティ」の法律事務所で従業員がナイフで刺され、その後、死亡した事件で、逮捕された同僚の男が「職場で嫌がらせを受けていた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
警視庁によりますと、渡辺玲人容疑者は1日、勤務先の豊島区の「アディーレ法律事務所」で同僚の芳野大樹さんをナイフで刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。芳野さんは、その後、死亡しています。
渡辺容疑者は「以前から恨みを持っていた」と容疑を認めていますが、「職場で嫌がらせを受けていた」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかりました。
ただ、これまでに2人の間のトラブルは確認されていないということで、警視庁は渡辺容疑者が一方的に恨みを募らせていた可能性もあるとみて調べています。