「空飛ぶクルマ」再開へテスト飛行 4月にプロペラ破損で公開停止 12日にも来場者前にデモ飛行 大阪・関西万博

9日、大阪・関西万博会場で、開幕直後にプロペラの一部が破損し、公開を取り止めていた「空飛ぶクルマ」のテスト飛行が行われました。
9日正午すぎ、大阪・関西万博会場の西にあるヘリポートで、空飛ぶクルマのテスト飛行が行われ、機体は無事に着陸しました。
空飛ぶクルマは、万博開幕日から一般客の前でデモ飛行を公開していましたが、4月26日に飛行中にプロペラの一部が破損し、原因究明のため公開を停止していました。
調査の結果、プロペラのモーターとバッテリーをつなぐパイロンという部品に、仕様とは異なる素材が使われていることがわかり、部品の交換によって問題は解決したということです。
9日から11日まで一日2回のテスト飛行を行い、安全が確認されれば、12日から時間を公開して来場者の前で「デモ飛行」を再開するということです。