16日も、関東や東海を中心に大雨が続いています。局地的に激しく降るところもあり、道路が冠水するなどの影響も出ています。
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16日午後5時すぎの埼玉県川越市内は、帰宅時間になっても雨が降っていました。雨だけではなく風も…。同じ頃、神奈川県藤沢市では、路上の看板がかたかた音を鳴らすほど風が強くなっていました。
午後4時すぎの東京都府中市では…。
記者
「雨が強くフロントガラスを打ち付けてきます」
同じ頃、八王子市でも激しい雨が降り、車のワイパーが追いつかないほどでした。
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連日、不安定な天気が続いています。関東は今、梅雨の末期。“災害級の大雨”に警戒が必要な時期です。
不穏な雲の下、まっすぐのびる千葉県柏市の一本道を車で十数分走ると、激しい雨が降り視界が悪くなりました。天気の急変は、千葉県習志野市や千葉市でも見られました。
16日の関東には発達した雨雲が流れ込み続け、各地で一時、非常に激しい雨が降りました。
午前11時頃、千葉市幕張駅周辺で取材中スタッフが聞いたのは異様な音。
取材スタッフ
「排水ですごい音が鳴っています」
急な雨で排水が追いつかず、水があふれ冠水していました。
千葉市内の別の場所では、排水溝がまるで噴水のようになっていました。
雨だけでなく、風も吹き荒れた16日。埼玉県春日部市では横殴りの雨に、風もかなり強く吹きました。神奈川県横浜市でも天気が急変。高校生たち6人が、1本の傘をシェアして雨をしのいでいました。
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17日にかけても、関東から四国の太平洋側で、大雨となるおそれがあり、土砂災害などに注意が必要です。