漫画家倉田真由美氏(53)が17日までにX(旧ツイッター)を更新。自民党の三原じゅん子こども政策担当大臣(60)の投稿内容を「恐ろしすぎる」と批判した
三原大臣は16日にXで、「『こども家庭庁解体論』を執拗に投稿していたアカウントの多数が急に凍結されました。昨日から外国勢力介入に対する関係性の様々なご指摘があったのでしっかり調査すべきと考えています」と、自身の担当官庁をめぐる投稿について報告していた。
倉田氏はこの投稿を引用。「大臣の立場でこの発言。恐ろしすぎる。こども家庭庁についての言及を萎縮させる可能性がある」と私見をつづった。
三原大臣は当該投稿前日の15日には「こども家庭庁の予算をめぐるファクトについて」とした文書を投稿。「『こども家庭庁を解体した方がいい』『7・3兆円の予算をこども1人ずつに○○円払え』との多くのコメントが寄せられています」と前置きし「予算が何に使われているかの内訳です」と、令和7年度の予算の円グラフを提示した。グラフでは「保育所や放課後児童クラブの運営費等」に約2兆4600億円、「児童手当」に約2兆1700億円、「育児休業等給付」に約1兆600億円の使途が示された。その上で「全国の保育所や放課後クラブの運営費、所得制限撤廃して高校生まで拡充した児童手当、男女共に拡充した10割の育児休業給付が大半を占めています。障害児やひとり親家庭への支援、いじめ不登校、児童虐待からこどもを守る対策、こどもホスピス、妊産婦の妊娠期から出産・産後ケアまで一貫した支援。若者支援策等々、いも。これら全て無くして「こどもまんなか社会」が作れるでしょうか?子育て中の方々にご理解頂けるのでしょうか?私には現実的な話とは到底思えません」と記していた。