期日前投票所で”不正投票”の疑い 高齢男性が高齢女性の投票用紙に候補者名を記入し投函 広島県呉市

広島県呉市は18日に呉市役所で行われていた参議院選挙の期日前投票で不正投票の疑いがあったと明らかにしました。
投票に訪れた高齢男性が共に訪れていた高齢女性の投票用紙に候補者名を記入した疑いがあるとしています。
呉市によると男性は午後3時から4時頃に呉市役所を訪れ、車いすに乗り字を書くことができない女性の投票に干渉する様子を見せました。
投票所の投票管理者が注意し、代理投票ができる旨を伝えましたが、
男性は聞き入れず女性の投票用紙に候補者名を記入しそのまま投票箱に投函したということです。
午後5時半ごろ、投票立会人のひとりが電話で選挙管理委員会に通知して発覚しましたが、
時間がたっていたため男性の特定ができず、投票は有効になるということです。
呉市の選挙管理委員会は公職選挙法違反の疑いがあるとして、警察に通報しました。
また、呉市内の期日前投票所と20日の投票所の管理者に注意喚起したということです。
【2025年7月19日】