東北新幹線は、東京発新青森行きの「はやぶさ61号」が1日午後3時33分頃、古川―くりこま高原駅を走行中、異常な音を感知したため停車し、32分後に再開した。JR東日本によると、同社の係員が周辺を改めて確認したところ、イノシシの死骸をトンネル内で発見、異音の原因はイノシシをはねたことによるものと発表した。
また、同8時25分頃には、新青森発東京行きの「はやぶさ64号」が仙台―白石蔵王駅間を走行中にやはり異音を感知したため停車。25分後に再開したが、その後、同社は鳥との衝突が原因だったと発表した。
東北新幹線は61号の停止で仙台―盛岡駅間で一時運転を見合わせ、計3本で約1900人に影響。64号については小山―仙台駅間で見合わせが起こり、計2本で約1000人に影響が出た。