NHK、平和祈念式典の生中継で「トランプ大統領は広島と長崎の攻撃を正当化しました」と言及

広島市の平和記念公園で6日、原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)が営まれた。
戦後80年を迎える今回は過去最多120の国と地域の代表が参列。広島市の松井一実市長が平和宣言をし、石破茂首相、広島県の湯崎英彦知事もあいさつした。
NHKではその様子を生中継。ガザ地区の紛争が続く中、イスラエル、パレスチナの代表が、ともに出席したことなども映像とともに報じた。
さらに鳥山圭輔アナウンサーによるナレーションでは「6月、イランの核施設を攻撃したアメリカ」と説明すると「トランプ大統領は『広島と長崎を見れば、あれが戦争を終わらせたことが分かる』と発言し、攻撃を正当化しました。原爆投下を肯定するような発言に、被爆者からは怒りの声が上がりました」と伝えた。