熊本7市町の「大雨特別警報」を「大雨警報」に切り替え 引き続き厳重な警戒呼びかけ

気象庁は、熊本県の7つの市と町に発表していた大雨特別警報を11日午後3時45分に大雨警報に切り替えました。今後も油断せず、土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒を続けるように呼びかけています。
熊本県では線状降水帯が発生して記録的な大雨となり、気象庁は警戒レベル5にあたる大雨特別警報を発表しました。
その後、大雨のピークは一旦越えたことなどから、気象庁は午後3時45分、発表していた大雨特別警報をすべて大雨警報に切り替えました。
▼大雨特別警報が大雨警報に変わったのは、
天草市、玉名市、長洲町、八代市、宇城市、氷川町、上天草市です。
しかし、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところや、水位があがっている河川があります。前線にむかって暖かく湿った空気の流れ込みは続き、九州北部では明日12日の朝にかけて警報級の大雨になる可能性が高いとしています。
気象庁などは今後、少しの雨でも災害発生の危険度が高まるおそれがあるとして、土砂災害や川の増水に厳重な警戒を続け、油断することなく、自治体の指示に従って早めの避難行動を行うよう呼びかけています。