会津若松でパチンコ店強盗、被害額は2800万円…従業員に拳銃のようなもの突きつけ強奪

12日午前2時頃、福島県会津若松市一箕町のパチンコ店「ビックつばめ会津若松店」で、20歳代の男性従業員が若い男に拳銃のようなものを突きつけられ、営業用の現金約2800万円を奪われた。男は逃走し、県警は強盗事件として捜査している。
県警の発表では、店は当時閉まっており、従業員は一人で店に残っていた。捜査関係者によると、サングラスとマスクで顔を隠した男が、店を出て帰宅する従業員に背後から銃のようなものを突きつけ、鍵を開けさせて店内に侵入。金庫から店の金を出させて奪ったという。
従業員が事件後、会津若松署に「拳銃を突きつけられ、強盗の被害を受けた」と通報した。県警は防犯カメラ映像を解析するなどして男の行方を調べている。
現場はJR会津若松駅から北東に約1キロ離れた、国道49号沿いの市街地。近くに住む70歳代の女性は「怖い。戸締まりをしっかりしないと」と不安げに話した。