関東内陸などで体温並みの猛烈な暑さに 北海道は気温が右肩下がり

今日17日(日)は関東から西日本を中心に35℃前後まで気温が上がり、内陸部では体温並みの猛烈な暑さになった所がありました。寒冷前線が通過した北海道は最高気温が午前中に出た所が多く、気温が右肩下がりになっています。
35℃以上の猛暑日地点は120地点以上に
関東から西日本は太平洋高気圧の圏内で、広い範囲で朝から強い日差しが照りつけています。気温は早いペースで上昇し、午前中から35℃以上の猛暑日になった所がありました。
全国で最も気温が高くなったのは埼玉県鳩山町で、13時55分に37.7℃を観測しています。また、名古屋市でも37.3℃まで気温が上がりました。東北太平洋側でも、西寄りの風が山越えとなってフェーン現象が発生し、35℃に到達した所があります。猛暑日地点は昨日の108地点を上回り、15時00分までに124地点となりました。
一方、北海道は寒冷前線が通過した影響で、気温が右肩下がりになりました。札幌市では早朝の4時35分に現時点までの最高気温である27.3℃を、13時10分に最低気温である22.7℃を観測しています。ウェザーニュースのアプリを通していただいた北海道の体感は「涼しい」や「寒い」という報告もありました。
明日も関東以西は猛暑続く
明日18日(月)も関東から西日本は晴れて、強い日差しが照りつける予想です。最高気温は35℃前後の所が多く、内陸部を中心に37~38℃など体温並みの危険な暑さになる所もあるとみられます。連休明けで出勤される方も多いと思いますが、万全な熱中症対策が欠かせません。
前線の北側で、大陸からの比較的乾いた空気を持つ高気圧に覆われる北海道は、カラッとした暑さになりそうです。気温は今日より上がるので、服装選びに注意してください。