火元は西側ビルの下層階か…消防隊員2人死亡の大阪・道頓堀のビル火災 死亡推定時刻は消火活動開始から「約10分後」

消防隊員2人が死亡した大阪・道頓堀のビル火災で、2棟のうち西側にあるビルの下の方の階の燃え方が激しく、火元になった可能性があることが分かりました。
8月18日、大阪市中央区宗右衛門町で6階建てと7階建てのビル2棟が焼ける火災があり、消火活動にあたっていた消防隊員2人が死亡しました。
警察によりますと、西側にあるビルの下の方の階の燃え方が激しく、この付近が火元になった可能性があるということです。死亡した隊員2人は東側のビルで活動中に天井が崩落し、逃げ場を失って窒息死したとみられています。
2人の死亡推定時刻は現場に到着し、活動を始めてから約10分後でした。警察と消防が火災の原因を調べています。