石丸伸二氏「当初から選挙の前後に代表を交代するつもりだった」…「再生の道」代表退任発表

地域政党「再生の道」代表の石丸伸二・前広島県安芸高田市長(43)は27日、東京都内で記者会見を開き、代表を退任すると発表した。党の運営から退くが、政治活動は続けるという。
石丸氏は昨年7月の都知事選で次点に入り、今年1月、党を設立して代表に就任した。候補者を公募し、6月の都議選で42人、7月の参院選で10人を擁立したが、全員落選した。
石丸氏は会見で、退任理由について「政治団体を作った当初から、選挙の前後に代表を交代するつもりだった」と説明。選挙結果を受けた引責辞任との見方については、「責任をとるとらないの話ではない」と否定した。
新代表は、9月中旬に都議選と参院選の候補者を対象にした代表選を行って決める。石丸氏は、代表選に立候補する意思はないとした上で、「これからも何らかの形で政治活動を続ける」と話した。