福島第一原発の作業員が体調不良で病院搬送後に死亡 体調不良が作業起因かは東京電力が確認中

東京電力は福島第一原発で廃炉作業に従事する40代の作業員が体調不良で病院に搬送され、その後、死亡したと発表しました。
東京電力によりますと、3日午前10時過ぎ、40代の男性作業員が第一原発の免震重要棟に移動中に体調不良を訴えました。
作業員は心肺停止の状態で医療機関に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
この作業員は午前6時ごろから1時間ほど、1号機の大型カバー設置工事の関連作業に従事していたということです。
体調不良が作業に起因するものかどうかなどについて東京電力は確認中としています。