秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまは8日、成年式を終えた奉告のため伊勢神宮(三重県伊勢市)に続いて神武天皇陵(奈良県橿原市)を参拝された。沿道には多くの人たちが詰めかけ、「おめでとうございます」との声も上がり、日の丸を振って歓迎していた。
悠仁さまはこの日午後、橿原市の近鉄大和八木駅にご到着。駅前ロータリーから車に乗り、集まった市民らに手を振って応えられた。
同市の主婦、柏原好美さん(72)は「立派になられて、とてもりりしく感じました。私たちの方を向いて手を振ってくださいました」と話し、王寺町の主婦(78)も「親しみをもった笑顔が印象的で、お姿をしっかり目に焼きつけました」と感激した様子だった。
亀田忠彦・橿原市長は「悠仁親王殿下がご成年を迎えられ、神武天皇陵にご参拝のため本市を訪れてくださいましたことは、日本建国の地、橿原市にとって誠に光栄なことです。立派なお姿であらせられる殿下を拝見し、心より深く感動いたしました」とコメントした。
悠仁さまのご来県は、平成24年11月に秋篠宮ご夫妻と神武天皇陵などを訪れて以来13年ぶりで、お一人では初めてとなった。