退陣会見でスーツに白い粉? 石破政権は最初から最後まで「だらし内閣」だった

石破茂首相は2025年9月7日、首相官邸で記者会見し、退陣の意向を表明した。
発足時から閣僚らがそろった記念写真が「だらしない」として話題となった石破内閣。SNSでは、辞任会見での身だしなみにも困惑の声が上がっている。
「スーツのフケなのかホコリはしっかりとりましょや…」
石破氏は7日の会見冒頭、「急なご案内で誠に恐縮であります。この度私は自由民主党総裁の職を自することといたしました」と報告した。
このタイミングとなった理由については、「まさに国難とも言うべき米国完税措置に関する交渉は、私どもの政権の責任において道筋をつける必要があるとこのように強く考えてまいりました」と説明し、交渉に一つの区切りがついた今がしかるべきタイミングだと説明した。
SNSでは、石破氏の辞任会見での「身だしなみ」を問う声が上がっている。
会見ではダークネイビーのスーツを着用していた石破氏だが、肩から胸にかけ、白い粉のようなものが複数付着していた。議員バッジの周りにもわずかな汚れがついていた。
こうした様子に、SNSでは「石破さん、会見するのはいいんだけど スーツのフケなのかホコリはしっかりとりましょや… 国のトップがこれじゃお粗末さんやで…」「石破さんの辞任会見、フケが気になって仕方がない。周囲は誰も指摘しなかったのか」など、困惑の声が相次いだ。
「秘書官や官邸スタッフが気付かないはずが無いと思う」
石破氏をめぐっては、発足当時の記念写真でのスーツの着こなしが波紋を広げた。石破氏のズボンの丈が余り、よれていることなどが指摘され、Xで「だらし内閣」がトレンド入りしたこともある。
石破氏のボタンを締めたジャケットとベルトの間には白い部分が見えていたが、写真によってはだいだい色に見えるものがあり、「地肌が出ているのは」と指摘する声も上がっていた。こうした写真をめぐっては、首相官邸が公開した写真で一部が加工される対応もなされた。
スーツの着こなしだけでなく、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議時の外交マナーや「おにぎりの食べ方」などでも批判を受けていた石破氏。
辞任会見での様子には、「何らかの思惑を持った人がわざとやってるとしか思えない 広報を1mmでもやった人間なら、誰もが思うだろう」「秘書官や官邸スタッフが気付かないはずが無いと思う。『だらし内閣』写真以来、周囲の助言を聞かず、フォローを頼らず、スタッフを活かさないやり方だったのだろうな」といった指摘もある。