北海道から中国、大雨警戒=14日まで前線や低気圧で―気象庁

東・西日本は12日も前線が停滞して雨が降り、石川、三重両県などで大雨になる所があった。前線は13日に日本海に北上するが、前線上の低気圧が14日朝にかけて西から北海道付近へ進む見込み。気象庁は北海道から中国地方にかけて大雨に警戒し、落雷や突風、ひょうに注意するよう呼び掛けた。
石川県輪島市では12日午後2時10分すぎまでの1時間に81.0ミリの猛烈な雨が降り、この地点の9月の統計史上最多記録を更新。三重県菰野町付近では午後7時までの1時間雨量が約120ミリとの記録的短時間大雨情報が出された。
13日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、東海150ミリ、東北と関東甲信、近畿80ミリ、中国70ミリ、北陸60ミリ。その後、14日午後6時までの同雨量は、北海道と東海150ミリ、東北120ミリ、北陸と中国100ミリ、近畿80ミリ。 [時事通信社]