前橋市の小川晶市長(42)は2日、部下で既婚の男性職員とラブホテルに通っていた問題で、議会への説明会を再度開いた。冒頭を除き非公開で実施。小川氏は終了後、記者団に、自らの進退を含めた責任の取り方について「支援者や弁護士に相談する時間がほしい。厳しい声を全て受け止めて判断したい」と述べ、明言しなかった。
男性職員については、本人の希望で降任する人事異動を発令したことを明らかにし、男性職員の家族には「誠意をもって対応する」と語った。
市議会は3日、各会派の代表者会議を開き、今後の対応を協議する。
説明会には全38市議が出席し約2時間にわたり質疑などが行われた。小川氏は、男性職員と「男女の関係はない」と改めて説明。「市民に直接説明する機会を検討する」とも話した。
また、男性職員と会うために公用車を使ったことに関しては「ホテルへの送迎のような不適切な利用はない」とした。 [時事通信社]