【台風情報】台風22号発生 最大瞬間風速50mへ 北よりに進めば南西諸島や九州にも影響か 気象庁の進路予想詳しく【2025】

気象庁は、5日午前3時に小笠原近海で台風22号が発生したと発表しました。
台風22号はゆっくりした速さで西へ進んでいます。
中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の北東側330キロ以内と南西側220キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は発達しながら、5日は小笠原諸島の南海上をゆっくり西よりに進み、6日は日本の南に進んで、その後は、日本の南を西よりに進むでしょう。10日ごろには最大瞬間風速50mとなる予想です。予報円の中心を通った場合、沖縄・大東島地方に近づくおそれがあります。
台風22号は次第に北よりの進路が予想されています。北よりに進めば、沖縄・奄美など南西諸島や九州、西日本にも影響が出る可能性があります。気象庁が発表する最新の台風情報に注意してください。
■小笠原諸島は強風に注意
[風の予想]
小笠原諸島では6日にかけて、強い風が吹くでしょう。台風の進路や発達の程度によっては、さらに風が強まる可能性があります。
▼5日から6日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
小笠原諸島 15メートル (25メートル)
[波の予想]
▼5日から6日にかけて予想される波の高さ
小笠原諸島 3メートル うねりを伴う
小笠原諸島では7日も、波が高い状態が続くおそれがあります。
[防災事項]
小笠原諸島では、6日にかけて強風に注意し、7日にかけてうねりを伴う高波、落雷、突風、急な強い雨に注意してください。また、大潮の時期と重なるため、高潮にも注意してください。
■日本周辺の海水温高く 発達しながら西へ
台風22号は発達しながら西に進む予想です。台風22号の進路にあたる日本周辺は海水温が高く、30度近い海域もあります。台風は発達しながら進み、10日には最大瞬間風速50mと予想されています。
気象庁の進路予想 北よりに進めば南西諸島や九州にも影響か
台風22号は、6日午前6時には父島の南南西約290キロにあって、1時間に10キロの速度で西に進み、中心気圧は998ヘクトパスカル、最大瞬間風速は30mと予想されています。
7日午前3時には日本の南を1時間に15キロの速さで西に進み、中心気圧は990ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35mと予想されています。
8日午前3時には日本の南を1時間に15キロの速さで西に進み、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30m、最大瞬間風速は45mと予想されています。390キロの範囲で風速25m以上の暴風域を伴う予想です。
9日午前3時には強い台風となり、日本の南でほとんど停滞し、中心気圧は970ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50mと予想されています。風速25m以上の暴風域は480キロの範囲に広がる予想です。
10日午前3時には日本の南でほとんど停滞し、中心気圧は970ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50mと予想されています。
強い勢力で接近し、速度もゆっくりの状態が続くと、台風が接近する地域では影響が長引くおそれがあります。今後の台風情報に注意してください。