【 この先のポイント 】
・北海道は寒気の影響受け雪の可能性も
・南岸に前線停滞 週前半ほど雨の可能性
・全国的に季節進む 東京も11月並み予想
前線が本州の南に停滞します。週末に真夏日を観測していた西日本でもようやく秋の空気に包まれる日が続く予想です。
北海道は寒気の影響受け雪の可能性も
道北などの内陸部で雪が予想されているところも
20日(月)から週後半にかけて、北海道付近には寒気が南下します。上空約1,500mで-6℃以下の寒気が道北付近を覆い、降水があれば平地でも雪になる可能性があります。
20日(月)の午後は道北や道央の内陸部で天気予報に雪のアイコンがついています。山沿いでは道路に積雪となる可能性もあるため、冬用タイヤへのタイヤ交換は早めにお願いします。
南岸に前線停滞 週前半ほど雨の可能性
週間天気図
秋雨前線が本州の南に停滞するため、特に週前半は西日本から東日本の太平洋側を中心に曇りや雨のすっきりとしない天気が続きます。週後半になると前線は本州からやや離れ、晴れる日もありそうです。
沖縄では前線の影響を受ける日が多く、週末にかけて断続的に雨が降る予想です。また週前半は台風24号をとりまく湿った空気が流れ込む影響も加わるため強い雨に注意してください。
全国的に季節進む 東京も11月並み予想
福岡の気温変化
前線が南下したことで暖気の流れ込みが弱まり、これまで昼間は季節外れの暑さになっていた西日本も、ようやくこの時期らしい過ごしやすい気温になりそうです。東日本も一層秋らしさを感じられる日が多くなり、秋服が活躍します。
東日本や北日本では、晴れる日には朝の冷え込みも強まり、東京でも11月並みの10℃前後まで気温が下がる予想です。季節の変わり目ですので、体調を崩さないようお気を付けください。