騎馬武者 華麗にまりを的へ ゴールに観客から拍手

山形市桜町の豊烈神社で6日、江戸時代から神事として奉納される「古式打毬(だきゅう)」が行われた。古式の騎馬武者にふんした山形豊烈打毬保存会員が馬を華麗に操り、まりを的に投げ入れる姿を披露し、観客を魅了した。
古式打毬は、先端に小さな網がついた毬杖(きゅうじょう)と呼ばれる長さ約1メートルの棒で、直径約2センチの和紙製まりを運び、毬門(きゅうもん)と呼ばれる的に投げ入れる。江戸幕府八代将軍・徳川吉宗が復興し、豊烈神社では1821年、当時の山形藩主水野家が奉納したのが始まり。現在は豊烈神社のほか、宮内庁と青森県八戸市でしか残っていない。06年に県無形民俗文化財に指定された。
古式にのっとり紋服、袴(はかま)に身を包んだ騎馬武者が3人ずつ紅白に分かれ、馬上から毬杖を使い、まりを毬門目がけ投げ合う。先に6個入れた方が勝ち。狙い澄まして、ゴールを決めると、観客から歓声や拍手が沸き起こった。【後藤逸郎】