東京と近畿で「木枯らし1号」、昨年より4日早く…5日まで気温は平年よりも低く

気象庁は3日、東京都内と近畿で、冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が観測されたと発表した。いずれの地域も、昨年と比べて4日早かった。
同庁によると、3日朝から昼過ぎにかけて一時的に西高東低の冬型の気圧配置となり、北寄りの風が強まった。最大瞬間風速は、東京都心で午後1時43分に17・7メートル、滋賀県彦根市で午前8時50分に16・4メートル、大阪市で同10時52分に10・8メートルをそれぞれ観測した。
同庁は、寒気が流れ込む影響で、平均気温は5日まで全国的に平年よりも低くなると見込んでいる。